1954-11-26 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第75号
議員立法で各派共同提案で出ておるダイヤモンドの法律においては、十七条に、別に定める法人、すなわち遺族援護会とか、あるいは遺族保護院というか、何でもいい、そういうものに厚生大臣あるいは大蔵大臣等においてその金をやつて、実際圧縮されて最後の段階にある人々、国家のために赤紙一本で召集されて、そのことが起因して死んだという人々に対して、国家として報いる道を講じたいというのが、あの法律の趣旨です。
議員立法で各派共同提案で出ておるダイヤモンドの法律においては、十七条に、別に定める法人、すなわち遺族援護会とか、あるいは遺族保護院というか、何でもいい、そういうものに厚生大臣あるいは大蔵大臣等においてその金をやつて、実際圧縮されて最後の段階にある人々、国家のために赤紙一本で召集されて、そのことが起因して死んだという人々に対して、国家として報いる道を講じたいというのが、あの法律の趣旨です。
そこで一点伺つておきたいのは、従来は恩給法等から漏れた人に対しては、軍事保護院とか、あるいは軍人援護会とかいうような一つの別な団体があつてこれらを補つておつたのでありまするが、現在は軍人というものはない、軍事ということもあり得ないのですから、当然遺族援護会とか、あるいは遺族保護院とでもいうような、従来の軍事保護院のような性格を持つた法律をつくる必要があると思うのであります。